ACAローエミッション・テクノロジー社(ACALET)は、オーストラリアの炭鉱業界が設立した団体です。加盟企業はニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、西オーストラリア州、タスマニア州で操業しています。

ACAは2006年に、発電事業セクターによる低排出技術の研究および実用化前の実証試験の支援を目的として、COAL21ファンドを立ち上げました。これは、世界初となる業界全体の資金援助活動の一環として行われたものです。COAL21ファンドは、石炭生産事業者からの任意賦課金により、発足から10年で10億ドル以上の資金調達を目指しています。



カライド・プロジェクトにおける役割

ACAはCOAL21ファンドを通じ、カライド酸素燃焼プロジェクトに最も多くの資金を提供しています。発電事業者にも参加にも呼びかけた結果、このプロジェクトに対する業界の連携は、新たな低排出技術産業へのサービス提供者の枠を超えたものとなりました。
ACAの積極的な関与は、酸素燃焼技術の開発に対する幅広いステークホルダーの参加を促すことにつながります。ACAはCOAL21ファンドを通じて低排出型石炭技術の実証試験に力を注いできました。

 

カライド酸素燃焼プロジェクトは、ACALETの出資プロジェクトの中心的な存在です。最初の出資プロジェクトであり、現在までに建設工事完了・試運転開始段階に進んでいる唯一のプロジェクトです。

ACALETはカライドプロジェクトの最大出資者であるだけでなく、世界規模の燃料供給者としての経験と視点を、このプロジェクトを支援する各方面の人々に提供します。

石炭は埋蔵量が豊富で安価であり、豪州最大の輸出エネルギーです。その石炭の利用から排出される炭素ガスを抑制する酸素燃焼技術は、さまざまな炭素ガス回収技術の中核に位置づけられています。

2006年、ACAは発電事業セクターによる温室効果ガス削減の支援を目的として、COAL21ファンドの創設を発表しました。これは、世界初となる業界全体の資金援助活動の一環として行われたものです.
COAL21ファンドの管理はACA Low Emissions Technologies Limited (ACALET)が行い、石炭生産事業者からの任意賦課金により、発足から10年で10億ドル以上の資金調達を目指します。集められた資金は、低排出技術の研究および実用化前の実証試験の支援にあてられます。

ACALETは石炭生産・利用に起因する温室効果ガス問題に「唯一共通の処方箋なし」という認識のもと、戦略的な視点で出資に値するプロジェクトの選定を行なっています。

出資対象プロジェクト:
• カライド酸素燃焼プロジェクト
• Delta炭素ガス燃焼後回収・貯留プロジェクト
• NSW炭素ガス貯留評価
• クイーンズランド州炭素ガス地中貯留イニシアチブ
• ANLEC研究開発プロジェクト

今後も戦略的ニーズが確認されたプロジェクトについて
出資の検討を行う予定です。