カライドA発電所

世界初の実証試験

クイーンズランド州中央部にあるカライドA発電所に、’酸素燃焼技術とCO2回収技術を組み込み、実証試験が行われました。これは古い設備に新しい技術を適用し、低排出型の石炭火力発電が実現可能であることを示す試みです。

実証試験には、同発電所4号機が選ばれました。カライドA発電所が選ばれたのは、次の理由によるものです:4号機の発電容量が30MWである;1~3号機のスペアが利用可能である;近接するCSエナジーのカライドBおよびC発電所から運転・保守のサポートを受けられる。

4号機ボイラーに酸素燃焼技術とCO2回収装置を取り付ける改修工事は、2008年に始まりました。

他に例を見ないこの統合型施設で、2012年6月から2015年3月にかけて、豪州国内市場に電力供給が行われました。その際の運転条件は、一般の発電所と同等のものでした。

カライド酸素燃焼プロジェクトが残したレガシーにより、酸素燃焼・CO2回収技術の実用化の道が、こうして切り開かれました。

カライドA石炭火力発電所

運転開始:1965年
運転再開:1998年
容量:120MW
発電ユニット4基×30MW
送電電圧:132 kV
燃料:歴青炭
ボイラーの高さ:30㍍
炉温: 1200 °C
煙突の高さ:76㍍
排気温度:44℃

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カライド酸素燃焼プロジェクトは、既存の施設を廃棄せずにクリーンな未来づくりが可能なことを証明しています。


 


1969年
カライドA発電所が運転を開始した年です。クイーンズランド州中央部ビロエラ近郊にあるこの発電所は、カライドA、B、Cの3発電所で構成されています。

カライド発電所は蒸気タービン8基で合計1720万MW(200万世帯の電力分)の発電を行います。30MWタービン4基を備えるカライドA発電所は1998年に改修され、2001年には酸素燃焼技術の改修工事のため運転を休止しています。