酸素燃焼技術

さらにクリーンな
未来のために

酸素燃焼(Oxyfuel/オキシフューエル)技術では、空気の代わりに酸素と再循環ガスを混合し、石炭燃焼を行います。

燃焼後に排出される高濃度の二酸化炭素(CO2)は、回収後に貯留されます。

ボイラー内の酸素燃焼により生じたガスを、CO2精製装置(CPU)内で次のように処理します:

1)硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)等の汚染物質を除去 し、次に

2)圧縮により酸素や窒素等の不活性ガスとCO2を分離します。圧縮精製されたCO2は輸送、注入、地中貯留に適しており、産業利用も可能になります。


カライド発電所は、既存の石炭火力発電施設に酸素燃焼技術を適用する世界初の発電所です。


酸素燃焼プロセスで回収されるCO2は気体ではありません。圧縮・冷却(-30℃)によって液化しています。

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「酸素燃焼技術は、新建造の発電所に適用できるだけでなく、既存の発電所にも取付可能な技術です。すなわち、低排出型石炭火力発電をより短期間で実現できる可能性を秘めています。」

カライド酸素燃焼プロジェクト、プロジェクトディレクター、クリス・スペロ博士


 

実用化へ向けて

カライドA発電所を舞台に、酸素燃焼・CO2回収技術の大型実証試験が無事完了したことにより、実用化への道が開かれました。

現在は、CO2回収装置が設置されている商業ベースの発電所で酸素燃焼技術が利用できるようになりました。

カライド酸素燃焼プロジェクトは、実用的で適合性の高い技術を実証する大切なステップであり、その成果は気候変動問題への取り組みに活かされます。

 HOT Stuff

石炭を純酸素だけで燃焼すると高熱でボイラーが溶けるおそれがあるため、再循環排ガスを加える必要があります。これにより、炉内温度を許容範囲に抑えることができます。


カライドプロジェクトで採用するさまざまな技術は、世界各地で十分に試されたものばかりです。酸素燃焼技術は他の産業分野で使われており、CO2の地中貯留は石油・天然ガス業界で1970年代後半から採用されています。